パニック障害  うつ病  神経症

近年パニック症候群又はパニック障害と言われる人が増えてきました。
ここではパニック障害の詳しい説明は省略させていただきます。
ここのページにたどり着く方はおそらくパニック障害については詳しく
お知りになっているでしょうし、またパニック障害についての説明は
他のサイトでも多く扱っていることでしょう。

いままで多くのパニック障害の患者さんを診て来ました。
ここでは実際の治療を通してパニック障害を診てきた
臨床家として、また東洋医学での観点からパニック障害の
ことを色々述べていきたいと思います。

このパニック障害は私が感じるところ、誰でもが発症する
可能性があり、決して特別な病気ではないと思います。

臨床をはじめて18年経ちますが、昔はこういった症状はあまり
ありませんでした。ところが最近すごく増えてきています。

私はこのパニック障害は現代病の一つだと感じています。


現代社会はいつもみんな緊張しているように思います。


とくに情報化社会に近い人たちほど(都会に住む人、ネット環境に
近い人など)その膨大な情報を手に入れ、そして手に入れたことで、
かえってその情報量が処理できず、そして遅れまいとして
あせっているように思えます。

最近IT業界がDog year(犬の年齢のように時間の流れが速い)
と言われるのも、このためではないでしょうか。

人の処理できる情報量には個人の能力とは関係なく限りがあります。

最近は欧米を見習えで、自由主義。競争主義、成果主義で大人も子どもも
いつも何かに追われている様な感じです。

受験や仕事での成果主義。競争競争の社会。
勝ち組みになるか負け組みになるか2つに一つみたいに・・・。
みな神経をすり減らし、疲労しているように感じます。

また今の時代すべてがデジタルになってきており、それが道具
(テレビ、パソコン)の世界の話だけなら便利になりますが、
社会の仕組みや生き方までデジタルになっているように思えます。
先ほどの勝つか負けるかの2進法的考え方が生き方にも
入ってきていることに自分でも気が付かずがんばっている。


これでは本来アナログ的である体や心はたまったものではありません。

しかし勝ち組になるためには神経をすり減らしてがんばるしかありません。
そのうち体が悲鳴を上げます。

体の悲鳴の形の一つがパニック障害という症状になる
のではないでしょうか。

それが心の悲鳴にでれば、うつ病

どちらも同じ。

私はそのように感じます。




パニック障害を発症された方は最初内科などで検査を受けますが、
これといって異常はでません。そこで精神的な問題であろうということで、
心療内科などで抗精神薬などを処方してもらうという経過をたどります。

これで治ってしまうときは、これはこれでいいと思います。

ただここで注意しないといけない事は、

パニック障害が治るということは、

薬を服用しないようになっても症状がでない状態。
        又は
時々状態が悪い時だけ薬を服用する。

を本当に治癒したとすることです。

薬を多量に常用した状態でパニックの症状がないことが本当の治癒ではありません。
その状態は単に症状が表に出ていないだけです。

そこを間違え長期に抗精神薬を服用すべきではありません。

これは治ったのではなく、
症状をコントロールできているにすぎないというだけです。(一面にはそれも
大事なことですが。)

東洋医学的に診て実はこのパニック障害になりやすい体質があります。
私はこれは現代医学ではおそらくまだ気が付いていない事ではないかと思っています。

(東洋医学的と書きましたが、鍼灸治療=東洋医学ではありません→東洋医学とは?
 
つまり、私的に言わせてもうと、その体質を理解して、その体質を少しでも改善し
常に整えるようにしていかないとパニック障害は再発する可能性が残ってしまうということなのです。



治療

鍼とお灸で治療していきますが、体質改善のための生活指導や、心の持ち方、
考え方も一緒に考えていきます。

治療するというのは、治療院に患者さんが来られている間だけ行なうのものでは
ありません。
その方の24時間すべてが治療時間なのです。ただ治療者が関わっているのは、
治療院にいる間だけということです。


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