生後一年前後から2年ぐらいにかけて
夜泣きが急にひどくなる子どもさんが多いです。
ちょうどいろんなことが判ってきだし、
大人にはなんでもない日常が、このころの赤ちゃんには
大きな刺激なのです。したがって赤ちゃんにとってとても
刺激的な中で一日を過ごしていることになります。
大人でも興奮しすぎると眠れなくなるように、
赤ちゃんも眠れなくなります。
これはそれぞれの子どもさんの性格や体質にもよりますが、
総じてまだ未発達の自律神経にも原因があります。
小児鍼はその興奮した自律神経(交感神経と言います)を
直接的かつすばやく落ち着かせる作用があります。
よって昔から夜泣きには
(そのほかのいわゆる疳の虫といわれる症状にも)
鍼がよく効きます。
鍼といっても小児鍼は刺しません。
皮膚を少し刺激するだけです。
だいたい普通は3日〜4日毎日続けて治療を施しますと
落ち着きます。でもまたしばらくしますと(3〜4週間)
興奮してきますので、そのときにまた3,4回を繰り返します。
そうしているうちに外界の刺激にもなれ、
自律神経も安定して発達し、だんだん夜泣きしなくなります。