三里のお灸
ある患者さんに、「吉田兼好の徒然草に三里の灸のことが書いてあったよ」と教えてもらったので読んでみました。
第百四十八段
四十以降の人、身に灸を加えて三里を焼かざれば、上気の事あり。
必ず灸すべし。
訳:40歳以降の人が、からだに灸をすえて、三里の灸をすえないと、
気が上って病気になるぞ。必ず灸をすえること。
と有ります。まさにその通りです。医書『万安方』にも、「三里ニ灸セザレバ、
気アガリ目ヲ衝カシム。三里ハ以テ気ヲ下グル所也。」とあるそうです
(すみません。この本は読んでません)。
三里は胃経という流れのツボで、消化した物を下におろす作用があります。気そのものもおろす作用があります。
さて40も過ぎてくるとストレスや疲れ、女性の場合は、ホルモンバランスのくずれ、などで胃の機能が低下したり、気の上下のバランスが崩れたりしてきます。気を下におろせなくなってくるんですね。そこで三里の登場です。ここに灸をすえ、弱弱しくなった気を補い、上気していた気を
下げてあげましょう。もちろん『気』は、胃の気だけではないので、詳しく自分の体のことを知りたいひとは、
専門の鍼灸師に診てもらい、三里の位置も正しく取ってもらってください。
でもませっかくだから・・
足三里::むこうずねの外側(脛骨)を下から上にさすりあげ、指の止まる
ところから外側に指2本のところ
東洋医学鍼灸専門
公家堂
稲野治療院